御瀧不動尊の畳

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今月は約1か月にわたりまして

地元、御瀧不動尊にあります観音堂の畳を

表替え工事させていただきました。

御瀧中学校出身で、我が家にとりましては

お祭りと言えば8月の終わりの御瀧のお祭り、

身近でいつもお世話になっております菩提寺です。

観音堂の落慶時には父親が新畳を納めさせていただいた畳。

その時には父親をもってして1日に1~2畳ほどしか

作製できない程、気合を込めた畳。

親子2代で携わらさせていただく名誉、

畳縁が紋縁と呼ばれる特殊な柄、

最大限の神経を使いながら作業を進めました。

父親の力作から心を込めて

引き継がせていただきました。

既存の畳を引き上げて

新しい畳の準備をしていると

随所に父親が手間ひまをかけて

本気で作成したのが随所に見受けられて

あらためて父親の職人としての偉大さを感じました。

このような機会をいただけて本当に勉強になり、

とても素晴らしい経験となりました。

最後まで心を込めて

仕上げをさせていただきました。

おそらく父親も見守ってくれていたはず?

仕事には厳しかったので納得はしてくれてないでしょうが、

合格点はくれたかな???笑

御瀧不動尊様、いつも大変お世話になりまして

誠にありがとうございました。