ご覧いただきましてありがとうございます。
愛畳“い千葉ん”がモットーの鈴木畳店です。
小春日和が続いて絶好の畳替えの季節です。
このお時期には毎年多くのご依頼をいただいて嬉しい反面、
お待たせしてしまうこともあり、恐縮でもあります。
ただ今作業場は大賑わいです☆
新畳にお預かりしている表替えの畳。(奥の暗い方にも2部屋分ほど)
厚みもそれぞれ。通常の6センチくらいの厚みのものから2センチ弱の薄い畳もあり、
新規にお作りするや琉球畳(ヘリなし畳)も順番を待っています。
よ〜くご覧いただくと前に並んでいる畳の中でも長さが違いますし、
特に後ろに並んでいる畳と比較すると大きさの違いがお分かりいただけると思います。
新しい畳をお作りする際、採寸にお邪魔した時に
お客様より「そんなに細かく測るんですね」と、ビックリされたりします。
実は畳ってお部屋の中で定位置が決まっていてそれぞれ多少なりとも大きさが違うんです。
(マンションの同じ間取りだったとしても同じ大きさはなく、1部屋ひと部屋採寸をするんです。)
なので採寸の際には細心の注意を払って計測をし、お作りする際にも集中してお作りしております。
それ故、何年経とうが新畳をお届けしてキッチリと納まるまでは内心いつも緊張します、笑
意外に知られていない事実です。ワタシ自身もこの仕事を始めるまではもっと大雑把な仕事だと思っておりました、笑
当店の採寸方法は一般的な測り方の2倍から3倍の精度で測っております。
この差はパッと見た値段には見えない技術や仕事に対するそのお店の真剣さ!?のひとつだと考えております。
コレは後々知ったのですが父が考えた独自の秘伝の技です!改めて父の職人魂を感じた技術でした。
亡き父から「1ミリくらいだと思うだろ?それが3枚並んだら3ミリの差になるんだぞ!大きく作ってしまえば納まらないし、
小さく作ってしまえば入るが、隙間がだらけでそれはウチの仕事ではない。きっちりと納めるのからこそ信頼してもらえるんだ!」
職人気質で言葉数の少ない父から言葉として教えてもらった唯一というくらいの教えです。
それが根本にありますのでいつでも丁寧にお作りすることを心掛けております。たくさんある畳屋さんの中から当店を
お選びいただいたお気持ちにお応えしたいので。
そしてこれはワタシ自身が心に思っている、お客様の笑顔をいただくために☆
何年にも渡ってご使用いただき直接肌に触れる畳ですからご検討の際には是非ぜひ当店へご相談ください!